食事パパ

食事パパがいるんだけど、わりと高級店に連れて行ってくれるんだよね。
フレンチだとかイタリアンだとか、もちろん和食も中華も。
食事パパのおかげで、そういう作法とかもなんとなくだけど身に付いたところはあるかな。
高級な店でも緊張しないで、リラックスして食事を楽しめる程度の知識はある感じ。
それで、私、一応彼氏もいるんだけど(食事パパのことは内緒にしてる)、彼が私の誕生日に高級レストラン予約してくれたって言うのね。
私的には、そういうところは食事パパに連れて行ってもらってるから、別に珍しくも何ともないんだけど、彼的には「頑張った」らしくて。
だけど、予想以上に恥ずかしい思いをさせられたんだよね。
ワインの種類も知らないし、それならそれでワインの選び方を店の人に聞くとかすればいいのに、勝手によく分からないワイン注文しちゃって。
食事パパ
それが、ドイツの白ワインですごい甘口なのよ。
食前酒にはいいかもしれないけど、食事の時に飲むようなワインじゃなくて。
しかも、その時のコースのメインがカモ肉のローストだったんだけど、油がこってりしてて、「渋めの赤ワインが欲しくなる味」だったのよね。
こういう店には食事パパと一緒に来たかったな、なんて思っちゃった。
食事パパなら、メインに合うワインを注文してくれるし、任せてても大丈夫っていう安心感があるよね。
彼もこういうところ、来慣れてないから仕方ないんだろうけど、だったら居酒屋とかテキトーなお店でいいのにって。
背伸びするから私が恥ずかしい思いをしちゃうじゃない。
食事パパ